PICKLES写真展・ごあいさつ

*会期は終了しました

携帯カメラやコンデジで、好きなものを好きなように撮って楽しむことが、写真との出会いでした。それが倉吉写真教室に参加するようになってからは、写真表現の奥深い魅力に惹き込まれ、いつの間にか一眼レフカメラを手にするようになり、まるで恋するように写真を撮ることに夢中になっていきました。

しかし一時の熱狂は過ぎ、いつの間にか、それぞれが考えこむようになったのです。

今のデジタルカメラは、撮りたい対象をとても美しく、時に微妙なニュアンスまで加えて写し撮ってくれます。上手に撮れているように見えて、実は何も写し撮られてはいないと感じるようになったからです。

やがて自分の撮りたい対象を見出し、そこに焦点をより強く合わせるようになったり、自分のイメージする世界の方に引きつけて作品をつくったり、一日一枚、必ず写真を撮ると決めたり、あまりに考えすぎて、何も撮れなくなったり・・・。

それぞれが悩みながら、 『今、ここでシャッターを切る意味』 を少しずつ考え始めたように思います。そして一つだけ分かったことがあります。シャッターを切ることは、その時の自分を覗き、向き合うことだということに。

写真家・池本喜巳先生の倉吉写真教室に通い始めてから、約三年が経ちました。これを一つの区切りとして、それぞれがまた新しい歩を進めるために、グループ展「Pickles」を行うことに決めました。

ピクルスのビンの中から取り出した野菜たちは、玉ネギもあれば、パプリカ、キューリ、アスパラガス・・・etc 。同じ液に漬かっていても、素材の個性で味はまったく違います。同じ教室のメンバーでも、それぞれが違う個性で切り取った写真を展示するという意味で、今回のグループ展を 「Pickles」としました。試行錯誤の道の途上、つたない作品ばかりですが、それぞれのメンバーの『今』をみていただけたらと思います。

倉吉写真教室

石川真希子 大原恵美子 カワチハルナ
小夏 豆 ねあ みちか 吉田妃呂

PICKLESgifアニメーション

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